平日日中に放送されているKiss FM KOBE Wave!!!!の「Kiss SDGs TRY」のコーナーに、代表大和が出演しました。
兵庫県内のSDGsに関する取り組みを紹介するコーナーで、「たねとしずくライブラリー」や「一箱本棚サポーター」の仕組みについてお話しました。
色んな人が選んだ本が集まるライブラリーにされた理由を教えてください！
現在50人ほどの方が本箱を設置いただいていますが、本当にその内容は多様です。小さい
お子さん向けの絵本ばかりの本棚や、哲学書が入っているもの、マンガだけの本箱もあり
ます。一箱本箱サポーターさんの個性や思いが一箱ずつに詰まっているので、どれ一つ同
じものがありません。私たちはこの居場所にくるこども達が多くの価値観に触れて欲しい
と考えています。本棚を通して、本を置いた方の価値観や世界に触れることになると思っ
実際にこれまで「一箱本棚サポーター」になられた方の感想や
今後どういった方に「一箱本棚サポーター」になってもらいたいと思っていらっしゃるか教えてください。
一箱本箱サポーターになってもこども達と直接触れ合えるわけではありませんが、こども
達にとって、本にある居場所が必要だと感じてそれを応援してくださっています。学校に
馴染めないこども達や家庭環境がしんどい子ども達に本が寄り添ってくれると信じておら
れる方々が支援してくださっています。今回、新しく一箱本棚サポーターになってくださ
るみなさんにも、そのように本の力と居場所の力、そしてこども自身の芽吹く力を信じて
くださる方々に応援いただきたいです。
この「ライブラリー」を利用できるのは、どういった子どもたちなのでしょうか？
現在、２つの時間帯の運営があります。
朝の時間帯は、フリースクールのような時間になっています。ひとり親家庭や経済的に困
難のある家庭のお子さんが利用いただいています。14時以降は誰でも利用できます。17時
～20時までは中高生だけの時間になります。学校帰りに立ち寄る子たちが多いです。いず
れの時間帯も無料です。
最後に今後の目標やキスナーさん（ラジオを聞いている方）へのメッセージをお願いします。
今日は私たちの活動について聞いていただきありがとうございました。こどものしんどさは表面的にはわかりにくいものですが、すこしこどものしんどさを想像してみていただけるとうれしいです。市民が行っている活動ですが、こども達のためにこれからも長く継続していきたいと思っています。応援いただけるとうれしいです。
たねとしずくの活動がSDGsの
「質の高い教育をみんなに」
「人や国の不平等をなくそう」
「平和と公正をすべての人に」
といった目標達成につながる取り組みとして取り上げていただきました。
ありがとうございました。