5/31(土)「〜子どもの権利にもとづく〜こども支援者のための連続講座」を実施しました。
①「こども達の背景」大和陽子

内容
こどもに関わる時に大切にしていること
こども達の背景
3種の社会資源
地域の連携事例
感想
こどもだけでなく、親の抱えている問題も考える必要があることを学びました。
こどもの背景を知るには、私たちの想像力が非常に大事である。
こどもの考えや行動を否定せずに、どうしてそう思ったのかを考えるというのも勉強になりました。
こどもが普段からずっといる保護者ではないからこそ、好奇心を持って話を聞けるという話が印象に残りました。

②「メタファシリテーション」李恭子

内容
子どもの権利について知る
会話を俯瞰して見る
相手が答えやすい質問をする
感想
自分と相手とのコミュニケーションを俯瞰して見るということがすごく印象に残りました。
「どう?」「なぜ?」を使わずに会話することの難しさが印象的でした。
事実を聞くというところ、答えやすい質問をすること。
こどもと話すというと簡単に思えますが、実はとても難しいことなのではと思っています。そんな時に、このメタファシリテーションを1つの手法として使えるというのはありがたいものだなと思いました。

③「絵本訪問」金田美紀

内容
絵本訪問とその効果
わらべうた
てづくりおもちゃワークショップ
感想
触れられたくないような内容の本は選ばないというのが勉強になりました。
絵本を知らない親御さんに知ってもらうことで、親子の時間を作れるようなサポートができるというのが印象的だった。
こどもが予想したり期待することと一致することが遊びの中で起きると、こどもとの間に一体感ができて、少し距離が縮まるのだなと感じたことが印象的でした。
わらべうたやねずみ、最後に一人一人が作った工作など、面白い仕掛けがたくさんあって大人でも楽しめました。

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団体スタッフによる初めての連続講座です。
たねとしずくの学生ボランティアや、こども支援に関わる団体の方17名の参加がありました。
知識を伝えるだけでなく、現場の事例を共有したり、練習したり、手を動かしたりしながらの温かい時間になりました。
ご参加ありがとうございました。