たねとしずくライブラリーには、現在50人の一箱本棚サポーターさんが選んだ本が置かれています。実は半数近くの方が西宮市外の方です。こども達は毎日本に囲まれています。これは利用するこども達全員もれなくです。今のこども達の本との接点を考えると、これはとても貴重なことかもしれません。0歳~10代のこども達がこのライブラリ―を利用しています。
それから、本の背表紙や表紙を見て、気になる本を手に取り、ひとりで読んでみたり、手に取った本について誰かと話す、そんな姿も時々見かけます。
こども達は、この、こどもだけが過ごすことができる場所で、それぞれの過ごし方を見つけていきます。ひとりで本を読む日もあれば、誰かとおしゃべりをしたり、ゲームをしたりする日もあります。なにもしない日もあります。
大人はこども達がなにかをしていることを喜びがちです。なにかをすることを、こども達が自分で選ぶより前に働きかけがちです。たねとしずくライブラリーでは、その大人の強い想いを、ぐっとおさえます。今50人の大人が、一箱本棚サポーターとして、それぞれの想いを本という形にして、そっとこどもたちのそばに寄り添ってくれています。
50箱の本棚の持ち主とこども達は会ったことはありませんが、それぞれの本棚にはその人らしさが映し出されていて、
多様なひとりひとりがこの場所を、ここにいるこども達を応援してくれている、そんなことが感じられる環境です。
さて長くなりましたが、久しぶりに一箱本棚サポーターに関心のある方向けに説明会を開催します。
たねとしずくライブラリーに実際に入っていただき、こども達の様子をお話したいと思っています。
この機会にぜひ、足をお運びください。
一箱本棚サポーター説明会
日時:11/30(土)11:00-12:00
場所:たねとしずくライブラリー(西宮市六湛寺町12-5)
一箱本箱サポーターに関心がある方はこちらのページをご覧ください。